2025.06.11

投稿が遅くなってしまいましたが、先月初めての日本橋高島屋さんでのPOPUPを終えました。 

普段はオーダーをいただいて作っていることが多いので、広告なども出さずに活動していましたが、期間中に少しですがInstagramの広告を出してみたところ、初めましてのお客様がたくさん来てくださり感動しました。 

初めましてのお客様とお話していてより感じたのは、私は美術館で飾られるような作品よりも、人の手に渡って使われる作品をこれからも作っていきたいな、という気持ちです。
みなさまの日常は豊かで、作品を見ていただかないといけないのに、色々なことを聞いてしまいました、、お話しとても楽しかったです!
みなさまの日々を慈しむための作品を作らせてもらえるのが嬉しくて、早く作ってお渡ししたいような、ゆっくり愛でて作りたいような、もどかしい気持ちで作り進めています。

人の手に渡って使われるような、というのは価格決めもしかりで、私がイタリアで学んだ技法はとても手間と技術が必要なもので、上を見れば青天井の作品達が沢山あります。
その価格は人それぞれですが、時間と技術がこれでもか!と詰まっているのでその価格であるべきで、美しく、伝統として守られていくようなものです。
でも私が作りたいのは、手の届かない作品ではなく、みなさんの日常のなかで生まれている愛おしい時間と共にあれる作品です。

人それぞれの人生が小説よりもずっと豊かで、楽しく美しい人生に溢れていることをお客様を通してしみじみと体感しています。
そんな人生に寄り添って、傷ついたり、歪んだり、時には難を代わりに背負って無くなってしまったり、そんなことがあるのもまた身に纏うものだからこそで。
衣食住のように必要不可欠なものではなくても、欲しいな、と思った時に少し堪えたら買える価格帯を目指して日々うんうんと頭を捻っています。(といいつつも最近の地金高騰には頭を三周くらい捻っています。)

ものが有りふれた、有り余った時代に私がものづくりをする意味、役割は考えることを忘れずにいたいです。

高島屋の在廊でお話して下さったみなさま、普段は籠って製作しているので、見ていただけるだけでもとても嬉しかったです。
オーダーをいただいた作品は大切に作り進めていますので、今しばらくお待ちくださいませ。
オーダーを頂いたお日にちから2ヶ月前後を目処にお手元に届くように進めています。

足を運んでくださった方はもちろん、高島屋のスタッフの皆様、子供を見てくれた家族、応援してくれた友人達、本当にありがとうございました!

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