So_thing.

グラフィックやファッションの制作を続ける杉山浩輝と、イタリアのフィレンツェにてジュエリー制作を学んだ杉山茉央の夫婦による装身具づくり。
夫婦共に愛知県出身、武蔵野美術大学卒業。
グラフィカルなものから、イタリアの洋彫り技術を施したクラシカルなものまで、ジャンルを問わず感覚的にデザインに落とし、2人にしかできないものづくりのために、2021年にSo_thing. を立ち上げる。

手仕事には、技術と鍛錬、時間と根気が必要だと感じています。
その技術から垣間見える、積み重ねられた時間と技術の精巧さにうっとりとさせてくれる手仕事が私たちは好きです。
手仕事でつくる装身具は大量生産とは違い、形作りから磨き上げるまで、一つ一つを手作業で進めるため、時間も手間もかかります。
焦ったり、手を抜くと必ず作品に現れるので、落ち着いた気持ちで制作しなければいけません。
じっくりと丁寧に一つ一つに向き合って、私たちの思いを手間ごとに落とし込めることは、手仕事の醍醐味ではないでしょうか。
そうして生まれた作品は、どこかしっとりと色気を纏っているように見えるのです。